食品の成分

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【生命活動に不可欠】バイタル成分ビタミン

ビタミンとは  ビタミンは、エネルギー源や体を構成する成分ではありませんが、人の成長と健康を維持する働きを持っています。ビタミンが必要とされる量はとても少ないですが、体の中でほとんどつくることができないので、食品から摂取することになります。...
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【硫黄を含むアミノ酸】システインと香気成分の生成

システインとジスルフィド結合  システインはたんぱく質を構成アミノ酸です、成人では非必須アミノ酸で、乳幼児においては、必須アミノ酸となります。硫黄を含んでいる含硫アミノ酸の1つで、独特のにおいを持っています。食品では、肉や魚、卵、にんにく、...
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【健康維持に欠かせない】微量ミネラル

ミネラルとは  体を構成する元素は、酸素、炭素、水素、窒素の4元素で全体の96%を占めていますが、それ以外の元素を総称してミネラル(無機質)と呼びます。ミネラルは人体の4%を占めており、体の構成成分や生理機能を調整する役割を担っています。 ...
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【体の構成成分】調節機能を有する多量ミネラル

ミネラルとは  体を構成する元素は、酸素、炭素、水素、窒素の4元素で全体の96%を占めていますが、それ以外の元素を総称してミネラル(無機質)と呼びます。ミネラルは人体の4%を占めており、体の構成成分や生理機能を調整する役割を担っています。 ...
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【体内ではつくれない】オメガ3系脂肪酸

脂肪酸の種類  脂質は、1つのグリセリン(別名グリセロール)という吸湿性が高く甘みのある物質に3つの脂肪酸という炭素と水素、酸素が鎖状につながった物質が結合したトリアシルグリセロールからできています。脂肪酸は、炭素や水素、酸素の組み合わせや...
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【分解合成】コラーゲンとゼラチンとコラーゲンペプチド

人体のたんぱく質全体の約30%を占めるコラーゲン  厚生労働省のe-ヘルスネットによると、コラーゲンは皮膚や腱・軟骨などを構成する繊維状のたんぱく質で、人体のたんぱく質全体の約30%を占めています。コラーゲンはその物理化学的性質から、構造や...
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【遺伝子の本体】核酸の性質と味とプリン体による症状

核酸とは  人の体は約37兆個の細胞で成り立っています。ひとつひとつの細胞には核があります。核の中には核酸があります。核酸にはデオキシリボ核酸(DNA) とリボ核酸(RNA)の2つがあり、DNAは性質を伝える遺伝子の本体として働き、RNAは...
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【人の酵素で分解不可】食物繊維と生活習慣病の予防

食物繊維とは  食物繊維は、人の消化酵素で分解されないため、そのまま消化吸収されずに、大腸まで達する食品の成分です。便秘の予防といった整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制など多くの機能が報告されています。日本においては、ほとんどの人に不足し...
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【複雑】アミノ酸と味

食品の味を特徴づけるアミノ酸  天然に存在するアミノ酸は二十数種あり、ほとんどすべてのアミノ酸が各種の食品中に存在します。このアミノ酸の量は、食品によってそれぞれ異なり、これに伴い、食品の味も相違します。食品それぞれが持つ遊離アミノ酸(たん...
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【イメージ回復】脂質の役どころ

脂質とは  脂質と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか。ともすると肥満の張本人とお考えではないでしょうか。炭水化物、たんぱく質と共に三大栄養素となる脂質は、1グラムあたり9キロカロリーと、三大栄養素の中でも最も高いエネルギーを得るこ...